[APACHE DOCUMENTATION]

Apache HTTP Server Version 1.3

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Apache の開始


Apache を Windows で開始する

Windows 上では、Apache は通常、 Windows NT, 2000, XP ではサービスとして、Windows 95, ME ではコンソールアプリケーションとして実行されます。このことは、 Cygwin プラットフォームについては完全にはあてはまりません。 詳細は Windows 用の Apache を実行する を見てください。

Apache を Unix で開始する

Unix では httpd プログラムはバックグラウンドで継続的に動作してリクエストを処理する デーモンとして実行されます。Apache は ServerType ディレクティブによってHTTP サービスへの接続のたびに インターネットデーモン inetd から起動する事も 可能ですがこれは推奨されません。

もし設定ファイルで指定したポートが デフォルトの 80 (もしくは 1024 未満のポートのどれか) であるなら、 この特権ポートにバインドできるように、Apache の起動には root 権限が必要です。サーバが、ログファイルを開くなどいくつか準備の動作を終えると、 待ち受けてクライアントのリクエストに応答するプロセスをいくつか スタートします。メインの httpd プロセスは root ユーザとして動き続けますが、子プロセスはより低い権限のユーザとして動きます。 これは Apache のプロセス生成ディレクティブ により制御されます。

httpd の起動時に最初にすることは設定ファイル httpd.conf を見つけて読み込むことです。このファイルの位置はコンパイル時に設定されますが、 コマンドラインオプション -f を使って実行時に その位置を指定することが可能です。

/usr/local/apache/bin/httpd -f /usr/local/apache/conf/httpd.conf

httpd バイナリを直接起動する代わりに apachectl と呼ばれるシェルスクリプトを使うことも出来ます。これによりデーモンプロセスを apachectl startapachectl stop などの簡単なコマンドによって制御することができます。

開始の段階がすべてうまく行けば、サーバはターミナルを切り離し、 コマンドプロンプトがほぼ一瞬で戻って来ます。これは、 サーバが動作していることを示しています。その後で、ブラウザを使用して サーバに接続し、DocumentRoot ディレクトリのテストページやそのページからリンクされた文書の ローカルコピーを見ることができます。

開始時のエラー

もし Apache が開始時に致命的な問題に遭うと、 終了する前に問題を説明するメッセージをコンソールまたは ErrorLog に書きだします。 最もよくあるエラーメッセージの一つは "Unable to bind to Port ..." です。このメッセージは通常これらの原因があります:

トラブルシューティングの手順は、Apache FAQ を参照してください。

ブート時の起動

システムのリブート後にもサーバを実行し続けさせたい場合は、 httpd または apachectl の呼び出しをシステムのスタートアップファイル(標準では rc.local または、rc.N ディレクトリのファイル)に追加して下さい。これは root で Apache を開始します。この設定をする前にセキュリティやアクセス制限が サーバに対して適切に設定されるようにしてください。 apachectl スクリプトは init スクリプトとして直接リンクできるように設計されていますが、 システムの正確な仕様を把握してから使用してください。

追加の情報

サーバに含まれている他のサポートプログラムと同様に httpdapachectl のコマンドラインオプションについての追加の情報は、 サーバとサポートプログラム ページで入手可能です。Apache 配布に含まれているすべての モジュール やそれにより提供される ディレクティブ の文書もあります。


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