createlang [connection-option...] langname [dbname]
createlang [connection-option...] --list | -l dbname
createlangでは、下記のコマンドライン引数を指定できます。
定義する手続きプログラミング言語の名前を指定します。
どのデータベースに言語を追加するのかを指定します。 デフォルトでは、現在のシステムユーザ名と同じ名前のデータベースが使用されます。
実行されるSQLコマンドを表示します。
対象データベース内に既にインストールされている言語の一覧を表示します。
createlangは、以下のコマンドライン引数も接続パラメータとして受け付けます。
サーバが稼働しているマシンのホスト名を指定します。 この値がスラッシュから始まる場合、Unixドメインソケット用のディレクトリとして使用されます。
サーバが接続を監視するTCPポートもしくはUnixドメインソケットファイルの拡張子を指定します。
接続するためのユーザ名を指定します。
データベースに接続する前に、createlangは強制的にパスワード入力を促します。
サーバがパスワード認証を要求する場合createlangは自動的にパスワード入力を促しますので、これが重要になることはありません。 しかし、createlangは、サーバにパスワードが必要かどうかを判断するための接続試行を無駄に行います。 こうした余計な接続試行を防ぐために-Wの入力が有意となる場合もあります。
デフォルトの接続パラメータです。
また、このユーティリティは、他のほとんどのPostgreSQLユーティリティと同様、libpqでサポートされる環境変数を使用します(項30.12を参照してください)。
ほとんどのエラーメッセージは、読めば理解できるものとなっています。 エラーメッセージを見ても問題が解決しない場合は、createlangを--echoオプションを付けて実行してください。表示結果の詳細については、それぞれ対応するSQLコマンドを参照してください。 libpqフロントエンドライブラリで使用されるデフォルトの接続設定と環境変数も適用されます。