usage_privilegesビューは、現在有効なロールに、もしくは現在有効なロールによって与えられた、各種オブジェクト上のUSAGE権限を識別することを意図しています。 これは今のところ、PostgreSQLでは、ドメインに対してのみ適用されます。 PostgreSQLではドメインは実権限を持ちませんので、このビューは、全てのドメインでPUBLICに与えられた暗黙的なUSAGE権限を表示します。 将来、このビューはもっと有用な情報が含まれる可能性があります。
表 33-41. usage_privilegesの列
名前 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
grantor | sql_identifier | 現在は、オブジェクトの所有者の名前が設定されます。 |
grantee | sql_identifier | 現在は常にPUBLICです。 |
object_catalog | sql_identifier | オブジェクトを持つデータベースの名前です(常に現在のデータベースです)。 |
object_schema | sql_identifier | オブジェクトを持つスキーマの名前です。 |
object_name | sql_identifier | オブジェクトの名前です。 |
object_type | character_data | 現在は常にDOMAINです。 |
privilege_type | character_data | 常にUSAGEです。 |
is_grantable | character_data | 常にNOです。 |