E.50. リリース8.0.8

リリース日: 2006-05-23

このリリースは8.0.7の各種不具合を修正したもので、非常に深刻なセキュリティ問題を解消するパッチを含みます。 8.0メジャーリリースにおける新機能については項E.58を参照してください。

E.50.1. バージョン8.0.8への移行

8.0.Xからの移行ではダンプ/リストアは不要です。 しかし、8.0.6より前のバージョンからアップグレードする場合は、8.0.6のリリースノートを参照してください。

CVE-2006-2313およびCVE-2006-2314に示されたSQLインジェクション攻撃を完全に防ぐためには、アプリケーション側のコードの変更が必要となる場合があります。 SQLコマンド内に信頼できない文字列を埋め込むアプリケーションでは、できる限り早く、その文字列が推奨するエスケープ技法を使用していることを確実に検証しなければなりません。 ほとんどの場合、アプリケーションは文字列のエスケープ処理に、その場しのぎのコードではなく、ライブラリやドライバが提供する(libpqPQescapeStringConn()のような)関数を使用しなければなりません。

E.50.2. 変更点

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