リリース日: 2005-12-12
このリリースは8.1.0の各種不具合を修正したものです。 8.1メジャーリリースにおける新機能については項E.37を参照してください。
8.1.Xからの移行ではダンプ/リストアは不要です。
外部結合条件の不正確な最適化を修正しました。(Tom)
オプティマイザにより平坦化された副問い合わせを含む場合に列名が間違って報告される問題を修正しました。(Tom)
CHECK制約、TOAST化された列を含む状況における更新失敗を修正しました。(Tom)
エラー修復後のbgwriter問題を修正しました。(Tom)
書き込みエラーの後、バックグランドライタがあふれたバッファピンを見つけ出していました。 これ自体は致命的ではありませんが、これによりその後のVACUUMコマンドが不可解なブロックを行う可能性があります。
現在のトランザクションがすでにアボートしている時にクライアントがBindプロトコルメッセージを送信した場合の失敗を防ぎます。
/contrib/tsearch2および/contrib/ltreeを修正しました。(Teodor)
トルコ語など単語の順番を変更する必要がある言語において、翻訳されたエラーメッセージに関する問題を修正しました。 また、想定外の出力文字列の消去問題およびbigint値の最小値の間違った表示問題を修正しました。 (Andrew, Tom)
これらの問題は、port/snprintf.cコードを使用するプラットフォームでのみ発生しました。 こうしたプラットフォームには--enable-nlsが指定された場合のBSD系なども含まれます。 さらに、翻訳されたエラーメッセージに関するその他の問題が、使用するlibintlのバージョンによってWindowsでも発生しました。
to_char(time)
およびto_char(interval)
で、AM/PM、HH、HH12、D書式指定を再度許可しました。
(to_char(interval)
ではおそらくHH24を使用しなければなりません。)(Bruce)
AIX、HPUX、MSVCにおけるコンパイルを修正しました。(Tom, Hiroshi Saito)
オプティマイザを改良しました。(Tom)
WindowsのNO_SYSTEM_RESOURCESエラーが発生した後に、ファイル読み書きを再試行します。(Qingqing Zhou)
式インデックスのANALYZE中のクラッシュではautovacuumを防止します。(Alvaro)
一時テーブルに対するON COMMIT DELETE ROWSに関する問題を修正しました。
トリガがSELECT DISTINCT問い合わせの出力を変更する場合の問題を修正しました。
無効なUTF-8バイト列の移行方法に関する項目を8.1.0のリリースノートに追加しました。(Paul Lindner)