リリース日: 2007-01-08
このリリースは8.2の各種不具合を修正したものです。 8.2メジャーリリースにおける新機能については項E.20を参照してください。
8.2からの移行ではダンプ/リストアは不要です。
SELECT ... LIMIT ALL(またはLIMIT NULL)時のクラッシュを修正しました。(Tom)
/contrib/tsearch2に対する複数の修正(Teodor)
Windowsにおいて、オペレーティングシステムからのログメッセージをASCII符号化方式に変更しました。(Hiroshi Saito)
この修正は、オペレーティングシステムとデータベースサーバの間で符号化方式に違いがある場合の変換問題を解消するものです。
Windowsにおけるwin32.makを使用したpg_dumpのリンクを修正しました。 (Hiroshi Saito)
外部結合問い合わせに対するプランナの間違いを修正しました。(Tom)
副問い合わせを含む問い合わせにおける複数の問題を修正しました。(Tom)
SPIにおける副トランザクションのアボート時のクラッシュの可能性を修正しました。(Tom)
PLはすべてSPIを使用しますので、これはすべてのPL関数に影響します。
PDF文書作成を高速化しました。(Peter)
JST (日本)時間帯省略形を再度追加しました。(Tom)
インデックススキャンに関連した最適化方針の決定を改良しました。(Tom)
psqlにおいて、複数バイトを組み合わせた文字を\uとして出力せずに、以前のように出力するようにしました。(Tom)
括弧を使用した正規表現を使用するインデックスを改良しました。(Tom)
この改良により、psql \dの性能も向上しました。
8.2以前のサーバからダンプする際に、pg_dumpallは、そのデータベースがPUBLICにCONNECT権限を持たせていることを前提とするようにしました。(Tom)
これは、pg_hba.confで許可されていれば、誰でもデータベースに接続できるという以前の振る舞いを維持します。