これらのパラメータは、サーバ全体の統計情報収集機能を制御します。 統計情報収集が有効ならば、生成されるデータはpg_statとpg_statio系のシステムビュー経由でアクセス可能です。 詳細は第26章を参照してください。
各セッションで実行中のコマンドに関する情報とそのコマンドの実行開始時刻の収集を有効にします。 このパラメータはデフォルトで有効です。 有効な場合であっても、すべてのユーザがこの情報を見ることができず、スーパーユーザと報告されたセッションの所有者のみから可視である点に注意してください。 このためセキュリティ上の危険性はありません。 スーパーユーザのみがこの設定を変更することができます。
データベースの活動についての統計情報の収集を有効にします。 収集される情報を自動バキュームデーモンが必要とするため、このオプションはデフォルトで有効です。 スーパーユーザのみがこの設定を変更することができます。
サーバが新しいSQLコマンドを受け取る時に毎回、プロセスタイトルを更新できるようにします。 プロセスタイトルは通常、psコマンドやWindowsではProcess Explorerを使用して表示させることができます。 スーパーユーザのみがこの設定を変更することができます。
各問い合わせに対し、対応するモジュールの性能に関する統計情報をサーバログに書き出します。 これは雑なプロファイリング手段です。 log_statement_statsは文に関する統計情報全体を、この他はモジュール毎の統計情報を報告します。 log_statement_statsとモジュール毎のオプションを一緒に有効にすることはできません。 デフォルトでこれらのオプションはすべて無効です。 スーパーユーザのみがこの設定を変更することができます。