リリース日: 2008-11-03
このリリースは8.0.18に対し、各種の不具合を修正したものです。 8.0メジャーリリースにおける新機能については項E.58を参照してください。
8.0.Xからの移行ではダンプ/リストアは不要です。 しかし、8.0.6より前のバージョンからアップグレードする場合は、8.0.6のリリースノートを参照してください。
クライアントの符号化方式が翻訳されたエラーメッセージを表すことができない時のバックエンドのクラッシュを修正しました。(Tom)
以前にも同様の問題に対応しましたが、"等価な文字を持たない"メッセージ自体が変換されない場合にまだ失敗しました。 今回の修正では、こうした状況を検知した時、翻訳を無効にし、通常のASCIIエラーメッセージを送信します。
トリガから深い入れ子状態の関数が呼び出された時にクラッシュする可能性を修正しました。(Tom)
新しく定義されたPL/pgSQLトリガ関数が通常の関数として呼び出された場合に報告されるエラーを確実なものにしました。(Tom)
1つの問い合わせ項目がテキストの先頭の単語に一致した場合、テキスト検索の間違った見出し生成を修正しました。(Sushant Sinha)
--enable-integer-datetimesで構築された場合、ISO以外の日付書式を使用した時の時間間隔値における不適切な秒端数表示を修正しました。(Ron Mayer)
渡されたタプルとタプル記述子が異なる列数を持っていた場合にSPI_getvalue
およびSPI_getbinval
が適切に動作することを確実にしました。(Tom)
テーブルに列が追加または削除された場合、こうした状況は正常です。 しかしこの2つの関数は適切に扱っていませんでした。 起こり得る唯一の結果は間違ったエラーが示されることです。
ecpgのCREATE USER解析を修正しました。(Michael)
pg_ctl restartの最近の破損を修正しました。(Tom)
時間帯データファイルをtzdataリリース2008i(アルゼンチン、ブラジル、モーリシャス、シリアにおける夏時間規則の変更)まで更新しました。